摘要 |
【課題】作業スペースに大きな制約が生じた状態であってもワンサイドボルトを用いずに鋼材同士をボルト接合することを可能にする鋼材のボルト接合方法を提供する。【解決手段】一方の鋼材4の非鋼材接合面4b側からボルト挿通孔4cにボルト11を挿通して一方の鋼材4に予めボルト11を取り付ける。一方の鋼材4の非鋼材接合面4bに付けて固定するための取付部10、及び非鋼材接合面4bに取付部10を付けた状態で、予め取り付けたボルト11の軸線O1の延長線上に配設されるボルトヘッド押え部9を備えてなるボルト押え治具6を、一方の鋼材4の非鋼材接合面4bに取り付ける。一方の鋼材4の鋼材接合面4a側に突出したボルト11の軸部11bをボルト挿通孔3bに挿通しつつ一方の鋼材4の鋼材接合面4aに重ねて他方の鋼材3を設置し、ボルト11の軸部11bにナット14を締結する。【選択図】図6 |