摘要 |
【課題】地震、海津波、山津波等で、原子力発電装置を急停止させる際、脱電源、且つ手動も可能な手段で、炉の冷却と、建屋の爆発防止を同時に行う、原子力発電装置を提供する。【解決手段】液体窒素の容器10に液体窒素11を入れ、圧力容器2の外周に設けたリング8と液体窒素の容器10を伝熱棒9、連結棒16で接続し、炉内の熱を液体窒素の容器11に伝熱させて冷却するとともに、発生した窒素ガスを弁13を経由して室4に導き、容器2を冷却する。放射能の危険の無い外部から、固体伝導に依り、放射能を伴わずに建屋外に熱を運び出し、炉を冷やすと同時に、炉の熱を吸収して発生する窒素ガスを建屋内に充満させ、爆発を防止させ、注水に依る汚染蒸気の発生もセーブする。【選択図】図1 |