摘要 |
【課題】仕上げ研削を行う時間を必要十分な時間とすることにより、研削の合計時間の短縮を図ることができる円筒研削方法を提供する。【解決手段】円筒研削方法は、工作物(W)の径が荒設定値(D1)に達するまで荒研削を行い(T1〜T2)と、荒研削の次に、工作物(W)の外周面1周における工作物(W)の真円からの形状くずれ量(ΔD,ΔAj)を計測しながら、工作物(W)の径が第一仕上げ設定値(D2)に達するまで第一仕上げ研削を行う(T2〜T3)とを備える。円筒研削方法は、第一仕上げ研削工程(T2(i)〜T3(i))において第一仕上げ研削工程の開始時刻(T2(i))から形状くずれ量(ΔD,ΔAj)が第一閾値(Th1)以下となる時刻までの必要時間(Tb(i))と、第一仕上げ研削工程における全体所要時間(Ta(i))とに基づいて、次回の荒研削工程(T1〜T2(i+1))における荒設定値(D1)を変更する。【選択図】図5 |