摘要 |
二次衝突の際に、ステアリングコラム4bおよび支持ブラケット17bが前方に円滑に変位できる構造を実現する。付勢ばね32aのばね側係止部40は、支持ブラケット17bの係止片41に、係止片41を下方に押圧する状態で係合される。付勢ばね32aの押圧部35aは、ステアリングコラム4bの受面に、ステアリングコラム4bに上方への押圧力を作用させる状態で係合される。二次衝突の際に、ステアリングコラム4bと支持ブラケット17bが前方に変位可能なストロークの途中で、付勢バネ32aが前方に変位して、操舵力補助装置5のギヤハウジング12と干渉した場合に、ばね側係止部40と係止片41との係合が解除されて、ステアリングコラム4bと支持ブラケット17bがさらに前方に変位することが許容される。 |