摘要 |
【課題】吸光度の高値が原因で検量線による濃度変換が行われなかった場合、再検時に確実に検量線による濃度変換を行う。【解決手段】自動分析装置の一態様は、検体の吸光度が検量線41の測定可能範囲を超えている場合に、検量線41を作成する際に用いられた濃度の異なる複数の標準検体の測定値から2点以上の測定値を抽出して仮想線42を計算する。次に、該仮想線42を用いて吸光度を予測濃度に変換し、該予測濃度を利用して検体の希釈倍率を求め、その希釈倍率で検体を希釈する。そして、希釈倍率で希釈された検体の吸光度を測定し、上記検量線41を用いて希釈後に測定された吸光度を濃度に変換し、該濃度に希釈倍率を掛けて真の濃度を得る。【選択図】図5 |