摘要 |
IRセンサーデータを用いて、静止した存在を検出する技術を開示する。多数のIR画像は、IRセンサーデータに基いて得ることができ、これらのIR画像は、多数の平均IRフレームを計算するため、様々な時間間隔にわたって平均化され得る。これらの平均IRフレームの差は、デルタフレームを与える。マスクフレームは、経時的なデルタフレームの総和として計算することができ、マスクフレームの値は、デルタ値が計算されなかったときであっても、静止した人の存在の検出に用いることができる。あるいは、マスクフレームは、バックグラウンドフレームの計算に用いることができ、これは、存在検出システムの始動が意図されていないスキャンされる領域内で静止した又は循環する物体のIRサインを表す。静止した存在は、現在の平均IRフレームからバックグラウンドフレームを差し引くことにより決定することができる。 |