摘要 |
【課題】空燃比センサに異常が発生した場合においても、高い精度で推定された空燃比に基づくフィードバック制御によって、混合気の空燃比を目標空燃比に精度良く制御でき、排ガス特性を良好に維持することができる内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】本発明による内燃機関の制御装置では、LAFセンサによって混合気の空燃比(検出当量比KLAF)を検出する。また、空燃比推定手段により、圧縮行程中の混合気の燃焼が開始される前に検出された実筒内圧P_CPSに応じ、混合気の比熱比に基づいて、混合気の空燃比(推定当量比KCPS)を推定する。そして、LAFセンサに異常が発生したと判定されたときには、検出当量比KLAFに代えて推定当量比KCPSを用い、推定当量比KCPSを目標当量比KCMDに収束するようにフィードバック制御する。【選択図】図7 |