摘要 |
【課題】部品点数の増大を伴うことなく、車体に組み付けられるべく組み立てた状態で、インナ、アウタ両コラム14a、15aの軸方向の分離防止を図れる構造を実現する。【解決手段】前記アウタコラム15aの前部上部に軸方向に長い係合長孔26を設ける。前記インナコラム14aの後部上部に係合片28を一体に形成するとともに、この係合片28を前記係合長孔26内に、この係合長孔26に沿った変位可能に進入させる。車体に組み付けた状態では、前記係合片28を前記係合長孔26に沿って変位させることに基づき、前記インナ、アウタ両コラム14a、15aがテレスコ調節範囲内で相対変位することを許容する。車体に組み付けられる以前の状態では、前記係合片28と前記係合長孔26の前端縁との係合に基づいて、前記インナ、アウタ両コラム14a、15aの軸方向の分離防止を図る。 |