摘要 |
【課題】制動装置の異常状態を再現させることなく、温度センサの取り外しを要することなく、異常点検装置の点検作業の実施を可能にさせる。【解決手段】本発明は、エレベータの巻上機に備えられる制動装置のブレーキシュ6Bに取り付けられ、回転ドラム8を制動するライニング7Bに設けられ、ライニング7Bの回転ドラム8に対する引き摺りによる温度上昇を検出する温度センサ14を有する異常検出装置が正常に動作するか否か点検する際に用いられる制動装置の異常検出装置の点検補助装置であって、ブレーキシュ6Bの表面部、例えば正面部に取り付けられるヒータ15と、ブレーキシュ6Bの表面部、例えば側面部に取り付けられる温度検出器16とを備え、温度センサ14とヒータ15との距離に比べて、温度検出器16とヒータ15との距離を予め大きく設定してある。【選択図】図4 |