摘要 |
【課題】この発明は、帆布に替えてカーボンクロスを用い、芯体内に埋め込まれるワイヤ群を省略し、保守点検作業性を向上でき、製造コストの低減を図ることができ、さらには軽量化により駆動電力の低減を図ることができる乗客コンベアの移動手摺を得る。【解決手段】乗客コンベアの移動手摺は、熱可塑性エラストマー樹脂からなり、背部と該背部から両側に延びる一対の耳部とからなる断面C字状の芯体と、上記芯体の内周面に幅方向の一端から他端に至るように設けられたスライダー層と、を備え、上記スライダー層は、カーボンクロスを上記芯体の内周面に接合して構成されている。【選択図】図2 |