摘要 |
【課題】建物の床スラブを貫通して配管される熱可塑性樹脂製の排水管継手の床スラブを貫通する部分の外面を被覆することで、重量の増加を抑制しながら、床スラブを伝う排水の音に対する防音が可能であるとともに、火災時に排水管継手を通じて上下の階へ延焼したり煙が拡がったりするのを防止することとが可能な、被覆が容易な被覆材を提供する。【解決手段】排水管継手51の外面形状を模った筒状に形成されており、内側から順に、スポンジ材からなる第1の吸音層13と、無機繊維の集合体からなる第2の吸音層15と、防水性と遮音性の表皮層とを備え、軸方向の少なくとも一箇所において周に沿って熱膨張材21が内包されている。【選択図】図5 |