摘要 |
本発明に係るプラント制御装置によれば、リファレンスガバナは、制御出力の修正目標値候補に基づき、プラントとフィードバックコントローラとを含む閉ループ系がモデル化された予測モデルを用いて、制約が課せられた特定状態量を含むプラントの状態量の予測値を有限の予測ホライズンにわたって順次計算する。その際、ある修正目標値候補に関して特定状態量の予測値が制約に抵触した場合、リファレンスガバナは、当該修正目標値候補を最終的な修正目標値の対象から除外する。これにより、制約の充足性は担保されつつ制御出力の目標値の修正に要する演算負荷は低減される。 |