摘要 |
【課題】様々な方向から飛来する放射線について物質を通過した際の挙動を計算可能とする。【解決手段】放射線が通過する物質の組成および幾何学構造を記憶するとともに、放射線の物理量を計算する位置である物理量計算位置を記憶する。また、物理量計算位置に対して放射線が入射する方向を決定し、物理量計算位置から入射方向に沿って、物質の組成と幾何学構造を取得する。この物質組成および幾何学構造の物質を放射線が通過する際の挙動を取得し、各入射方向についての挙動に基づいて、物理量計算位置での挙動を計算する。こうすれば、入射方向についての放射線の挙動を取得すればよいことから、様々な方向から飛来する放射線について計算する場合であっても、計算量が多大になってしまう事態を回避して放射線の挙動を計算可能となる。【選択図】図3 |