摘要 |
【課題】高速炉において高速炉炉心高さ低減を必ずしも前提とすることなく、ボイド反応度を従来よりも低減可能とする。【解決手段】実施形態によれば、プルトニウムと劣化ウランまたは回収ウランとの混合物を含んだ燃料を有し液体金属を冷却材とする高速炉の高速炉炉心1は、複数の内側炉心燃料集合体要素を有する内側炉心燃料集合体110と、複数の外側炉心燃料集合体要素を有する外側炉心燃料集合体120とを有する。内側炉心燃料集合体要素内の燃料のプルトニウム富化度は外側炉心燃料集合体要素内のプルトニウム富化度よりも高く、内側炉心燃料集合体110一体あたりの燃料装荷重量は外側炉心燃料集合体120一体あたりの燃料装荷重量よりも小さい。【選択図】図2 |