摘要 |
ドレイン・ドリフト部(2)は、素子活性部(21)となるpベース領域(3a)の直下部分に概ね相当し、第1のn型領域(2a)と第1のp型領域(2b)とを交互に繰り返して接合してなる第1の並列pn構造である。ドレイン・ドリフト部(2)の周りは、第1の並列pn構造に連続して配向する第2のn型領域(12a)と第2のp型領域(12b)とを交互に繰り返して接合してなる第2の並列pn構造からなる素子周縁部(22)となっている。第1,2の並列pn構造とn+ドレイン層(1)との間には、nバッファ層(11)が設けられている。素子周縁部(22)におけるn+ドレイン層(1)の内部には、n+ドレイン層(1)を深さ方向に貫通するp+ドレイン領域(17)が選択的に設けられている。これにより、オン抵抗と耐圧とのトレードオフ関係を大幅に改善することができる超接合半導体素子において、破壊耐量を向上させることができる。 |