摘要 |
【課題】円錐ころ軸受の保持器の柱部をかしめる際に、当該柱部に傷が付くことを抑制する。【解決手段】円錐ころ軸受組立装置1は、台座10と、かしめ治具30と、を有する。台座は、孔部内周面16(内周面)がテーパ状とされた貫通孔部を有する。かしめ治具は、孔部中心軸P(中心軸)に沿って移動する往復移動軸40と、往復移動軸の対向端44に対して回動可能な複数の回動アーム50と、を有する。各回動アームは、内輪110の小径端面112を支持する小径端面支持部60と、保持器120の保持器大径端面126を支持する大径環状部支持部70と、保持器の柱部128の外周面128aに接触するかしめ面80と、を有する。かしめ治具を接続端の側から貫通孔部に挿通すると、孔部内周面に各回動アームの摺動面54a(径方向外方部)が接触して各回動アームが径方向内方に動き、保持器の各柱部を径方向内方に向けてかしめる。【選択図】図4 |