摘要 |
【課題】全固体電池の温度が作動温度超となったときに、正極活物質層と負極活物質層との間のイオン伝導を低減し、昇温を抑制することができる、全固体電池を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の全固体電池100は、正極集電体層110、正極活物質層120、固体電解質粒子131を含有している固体電解質層130、負極活物質層140、及び負極集電体層150が積層されている。また、本発明の全固体電池100では、固体電解質層130が、エチルビニルアセテートを、固体電解質層130の質量に対して70質量%以上で含有し、エチルビニルアセテートが、固体電解質粒子同士が接触している接触面の近傍を含む固体電解質粒子の表面全体に存在している。【選択図】図1 |