摘要 |
投影型表示装置は、1または複数の光源を含む照明光学系と、入力された映像信号に基づいて照明光学系からの光を変調することにより、画像光を生成する反射型液晶素子と、照明光学系と反射型液晶素子との間の光路上に配置された偏光ビームスプリッタと、偏光ビームスプリッタと反射型液晶素子との間の光路上に配置され、入射した光に対して位相差を付与してその偏光状態を変化させる偏光補償素子と、反射型液晶素子により生成された後に偏光補償素子および偏光ビームスプリッタを通る光路を経て入射する画像光を投射する投影光学系とを備えている。偏光補償素子は、光軸に沿って互いに対向する第1面および第2面を有すると共に、第1面側からの光入射時と第2面側からの光入射時とで、互いに逆極性かつ略同等の絶対値からなる位相差を付与する。 |