摘要 |
【課題】抗体糖鎖のリモデリングに使用できるグライコシンターゼで、従来の酵素より基質特異性が広く、比活性の高い酵素であり、かつより広いpH領域でも活性を示すグライコシンターゼを提供すること。【解決手段】基質特異性:糖鎖成分としてN−アセチルグルコサミンのみが「抗体のFc領域に存在する糖鎖付加部位」に結合した抗体、または「そのN−アセチルグルコサミンにα1,6−結合したフコースが付加した状態の抗体」をアクセプター基質とし、各種糖鎖をドナー基質とした反応系において、pH4以上10以下の条件下で、ドナー基質由来の糖鎖をアクセプター基質に効率よく糖鎖転移する。【選択図】図7 |