摘要 |
【課題】送り速度の変動に対して正しく衝突を防止できる数値制御装置を提供すること。【解決手段】本発明の数値制御装置は、可動部と他の物との干渉をチェックする干渉チェック装置を備え、プログラムを先読みして解析し、先読みブロック指令データを生成する指令解析部と、先行時間に余剰時間を加えた時間である余剰先行時間を求め、少なくとも指令可能な最大のオーバライド値を含む少なくとも1つのオーバライド値を設定した場合の該オーバライド値に対応する先行時間後の可動部の少なくとも1つの余剰先行位置を前記先読みブロック指令データに基づいて算出し、複数の該余剰先行位置を干渉チェック装置に出力する経路算出部と、を備え、干渉チェック装置は、複数の前記余剰先行位置に基づいて干渉チェックを行い、干渉が予測されたときオーバライドの変更を制限・修正することを特徴とする。【選択図】図5 |