摘要 |
【課題】発生する音や振動を抑制可能な回転電機制御装置を提供する。【解決手段】回転電機制御装置1のq軸PI制御部43は、q軸電流検出値Iqおよびq軸電流指令値Iq*に基づき、制限前q軸電圧指令値FBqを演算する。第1q軸制限部45は、出力可能な最大電圧V_maxを超えないように、制限前q軸電圧指令値FBqを制限し、制限後q軸電圧指令値GFBqを演算する。補正値演算部46では、q軸電流の電流リップルと逆位相のq軸補正値WFBqを演算する。補正部47は、q軸補正値WFBqにより制限後q軸電圧指令値GFBqを補正する。これにより、制限前q軸電圧指令値FBqが飽和状態であっても、電流リップルを低減することができるので、電流リップルに起因する音や振動を抑制することができる。【選択図】 図1 |