摘要 |
【課題】ドーム状の構造体を構築する場合、構造体の形状に合わせて加工した部材を組み合わせて構築する方法が一般的であるが、技術面や工事費等からスパンが大きくなるほど実現が難しく又高所作業が多いという問題があった。【解決手段】直線部材1を放射状に配置し真中を相互に固定し外側端部を包囲ワイヤ3aで連結する。包囲ワイヤ3aは包囲方向に動けるように直線部材1に係止される。包囲ワイヤ3aの両端部を引き寄せて縮径すると直線部材1はアーチ状に変形し、全体としてドーム状の部材網が形成される。形成されたドーム状部材網を用いて、薄層ドームや耐力の大きいコンクリートドームを経済的にかつ少ない高所作業で構築することができる。【選択図】 図1 |