摘要 |
【課題】2個以上のコアが配置されたマルチコア光ファイバであって、コア間距離をファイバの捻じれ周期に応じて適切に設計し、モード間の結合を積極的に引き起こすことで、ファイバのインパルス応答幅を低減したマルチコア光ファイバを提供する。【解決手段】マルチコア光ファイバ11は、コア12の屈折率より小さい屈折率を有するクラッド内に、単一の伝搬モードを有する複数のコアを最小コア間隔で配置されたマルチコア光ファイバ11であって、長さ方向に捻じることにより、伝搬モードの偶モードと奇モードでクロストークが発生する。最小コア間隔D(μm)は、結合モード間の群遅延差が30ps/km以上500ps/km以下となるコア間隔をD0(μm)とし、マルチコア光ファイバ11の捻じれ角度γ(rad/m)としたときに、D(μm)=−3log(γ/π)+D0−0.3を満たす。【選択図】図2 |