摘要 |
【課題】ロール開度の零点調整を、簡便かつ容易な方法で行うことができるローラーレベラの零点調整方法を提案する。【解決手段】ロール開度を被矯正材である鋼板の板厚h以下の値H0に設定したローラーレベラに上記鋼板を通板し、ロール開度と発生した矯正荷重とが直線関係にある弾性領域の矯正荷重Pを発生させ、上記矯正荷重Pとレベラ定数Kを用いて下記式;ロール圧下量ΔH(mm)=矯正荷重P(t)/レベラ定数K(t/mm)で定義されるロール圧下量ΔHを算出し、上記初期ロール開度H0の表示値が、上記最初に設定した初期ロール開度H0の値から上記ロール圧下量ΔHを差し引いた値(H0−ΔH)となるよう調整することを特徴とするローラーレベラの零点調整方法。【選択図】図2 |