摘要 |
減速回生中に変速要求があるとき、モータ動作点を改善することで電費の向上を図ること。駆動源から駆動輪までの駆動系に、減速中に回生を実施するモータジェネレータ(MG)と、変速要素として係合クラッチ(8c)を有する自動変速機(3)と、を備えている。この電気自動車において、変速要求判断ステップ(S1)と、変速許可判断ステップ(S4)と、変速開始ステップ(S5)と、を有する。ステップ(S1)は、減速回生中の変速要求が、架け替え変速での開放要素/締結要素が係合クラッチ(8c)となるような変速であるか否かを判断する。ステップ(S4)は、係合クラッチ(8c)を開放要素/締結要素とする変速要求であると判断されると、回生トルクの大きさに基づいて変速許可を判断する。ステップ(S5)は、変速許可が判断されたら、変速要求にしたがって変速を開始する。 |