摘要 |
【課題】気筒内のガス量が定常運転時におけるガス量から乖離する状況であっても、燃料の着火時期を適正に得ることが可能な制御装置を提供する。【解決手段】基準ガス量と実ガス量との比、基準ガス組成と実ガス組成との比、および、燃料噴霧がガスから受ける慣性モーメントの基準値(基準慣性モーメント)に基づいて、目標慣性モーメントを算出する(ST4)。目標慣性モーメントに基づいて、メイン噴射燃料の噴射制御量の補正量を算出する(ST5)。この補正量で噴射制御量を補正し、補正後の噴射制御量でインジェクタからのメイン噴射を実行させる(ST7)。これにより、気筒内における実際のガス状態が定常運転時におけるガス状態から乖離している状況であっても、燃料の着火時期を適正に得ることが可能となる。【選択図】図5 |