摘要 |
【課題】津波を受け流す機能をより確実に発揮することができる壁構造を提案する。【解決手段】本発明の一実施形態の壁構造は、構造物の躯体1と、躯体1に接続された上端部と中心として、屋内外方向に回動自在に設けられた壁体2と、壁体2を躯体1に固定する固定具3とを具備する。躯体1は、壁体2の左右に位置する支持体10,11を有する。支持体10,11は、壁体2に向けて突出した突出部17,18を有する。壁体2は、突出部17,18に上下方向に重なるように突出した固定部27,28を有する。固定具3は、ボルト30,31を含む。ボルト30が貫通するように突出部17と固定部27に形成した貫通孔170,270は、突出端から切り欠かれた切欠き孔である。ボルト31が貫通するように突出部18と固定部28に形成した貫通孔180,280は、突出端から切り欠かれた切欠き孔である。【選択図】図3 |