摘要 |
【課題】ラジアル隙間のばらつきを抑制できる自在継手の製造方法を提供すること。【解決手段】自在継手4の軸受26は、軸受孔25に嵌合された円筒状の軸受カップ28と、軸受カップ28と軸部24との間に配列された複数の転動体27とを含む。自在継手4の製造方法における模擬工程では、第1基準治具35の基準孔36に同一ロット内から選択された軸受カップ28が軸受孔25に嵌合されて外径のみを拘束されるときの縮径状態を模擬する。内接円直径測定工程では、模擬された縮径状態にある前記選択された軸受カップ28に保持された複数の転動体27の内接円直径D3を測定する。軸部外径設定工程では、軸部外径D4を、内接円直径D3に応じて所要のラジアル隙間Sを達成し得る所要の軸部外径D2に設定する。軸受カップ挿入工程では、軸部24と軸受孔25との間に、非測定軸受カップ61を複数の転動体27とともに挿入する。【選択図】図6 |