摘要 |
【課題】弾性表面波センサを使い分けたり感度設定を変更したりすることなく、広い範囲の抗原濃度に対応して抗原の検査が行えるようにする。【解決手段】抗原を含む第1試料を反応場に配置された1次抗体に供給し、この後、第1の2次抗体を含み、抗原に対する第1の2次抗体の感度が所定の第2試料を反応場に供給し、この後、第2の2次抗体を含み、抗原に対する第2の2次抗体の感度が第2試料における所定の感度よりも高い第3試料を反応場に供給し、第2試料が供給された状態で測定される第1測定値と第3試料が供給された状態で測定される第2測定値とのうちの1つのみが適正範囲内に含まれることを測定結果が示す場合は、適正範囲内に含まれるほうの測定値を抗原の検査に採択し、第1測定値と第2測定値とがいずれも適正範囲内に含まれることを測定結果が示す場合は、第2測定値を抗原の検査に採択する。【選択図】図8 |