摘要 |
【課題】環境変動によりファイバの屈折率が変化する場合でも、測定の再現性や測定精度を確保する。【解決手段】カプラ13Aから放射器16までのファイバとカプラ13Bから検出器17までのファイバとを同等の遅延長とし、カプラ13Bと検出器17の間に、放射器16から検出器17に出射されるテラヘルツ波の空間伝搬長と同等の遅延長の遅延線20を備え、スプリッタ12A,12B、カプラ13A,13B及びスプリッタ12Aとカプラ13A,13Bとの間に位相変調器14A,14Bを備えた位相変調光回路4において、スプリッタ12Aから各カプラ13A,13Bまでの光路及びスプリッタ12Bから各カプラ13A,13Bまでの光路をそれぞれ等長とする。これにより、光路長の屈折率変動を同等にでき、環境変動に伴う位相変化を抑制し、高精度にデータを取得することが可能となる。【選択図】図1 |