摘要 |
【課題】急激な温度変化を来たすことなく暴走反応を抑制でき、装置の長寿命化に寄与できる流体処理装置を提供する。【解決手段】流体処理装置1は、処理対象流体供給部2と、酸化剤供給部3と、反応槽4と、制御手段8等を備えている。反応槽4は、処理対象流体と酸化剤との混合流体を加熱及び加圧状態下で処理対象流体中の有機物を酸化反応によって分解し、処理対象流体を処理する。制御手段8は反応槽温度計31による反応槽内の温度を監視し、温度が所定値以上となり且つ温度上昇の傾きが所定の傾き以上のときは暴走反応と判定し、暴走反応抑制モードを実行する。暴走反応抑制モードでは、酸化剤供給部3から暴走反応抑制流体としての酸化剤(空気)の供給量を増加させる。【選択図】図1 |