摘要 |
砥石4の切れ味変化などに基づく被加工物1の弾性変形量の変化に拘らず、研削加工完了時における被加工物1の外径がばらつくことを防止できる研削方法を提供する。研削加工中の被加工物1の外径Dを、測定子5によりインプロセスで計測する。被加工物1の外径Dに関して、互いに異なる複数の目標値Diを定め、これらの目標値Diごとに、被加工物1の外径Dの変化率に関する第1の閾値を定める。そして、被加工物1の外径Dが、目標値Diになった場合に変化率vの絶対値が、この目標値Diに対応する第1の閾値を上回った場合に、スパークアウトを開始する。 |