| 摘要 |
【課題】 現在予測ユニットの動き情報の符号化量を低減させること。【解決手段】 インター予測符号化方法は、現在予測ユニットの動きベクトル及び参照ピクチャーインデックスを定め、現在予測ユニットと隣接している既定の位置の予測ユニットの有効な動きベクトルを空間動きベクトル候補者に誘導し、以前に符号化された参照ピクチャー内の現在予測ユニットに対応する位置を、現在予測ユニットの有効な時間動きベクトル候補者に誘導し、有効な空間及び時間動きベクトル候補者の何れかを現在予測ユニットの動きベクトル予測子と定め、その動きベクトル予測子との動きベクトル差値を求め、差値と参照ピクチャーインデックスとを符号化する。既存の映像だけではなく、映像の動きがほとんどないか、または時間的にほぼ一定に動く映像及び背景映像についての動きベクトルも予測できる動きベクトル候補者を用いることで、符号化量を低減させる効果がある。【選択図】 図１ |
