摘要 |
【課題】可変圧縮比機構を有する内燃機関において、内燃機関の外部にオイルセパレータを設けることなく簡易な構造でブローバイガスに含まれたオイルミストを分離することができるようにする。【解決手段】可変圧縮比機構Aと、ブローバイガスの戻り通路80と、を具備する内燃機関100であって、可変圧縮比機構は相対位置変更部を具備し、歯車の少なくとも一部は戻り通路内に配置され、戻り通路を画成する通路壁は、歯車の外周面周りに位置する外周側通路壁73と、下流側通路壁75とを具備し、外周側通路壁は、その内面と歯車の外周面との間に隙間74が設けられるように形成され、下流側通路壁は、隙間を流れるブローバイガスの流れ方向における隙間の下流側に形成され、下流側通路壁は、歯車の回転中心の軸線方向に向かうように隙間を流れるブローバイガスの流れ方向に対して角度を有するように形成される。【選択図】図4 |