ミリ波導波プローブを用いた、留め具周辺の疲労亀裂の自動検出

摘要

【課題】ミリ波による亀裂検出を自動で行える装置を提供する。【解決手段】留め具周辺の金属を自動で高速に検査する装置は、走査ブリッジ、ロボットアーム、又はクローラー走行体ロボットに搭載されたマルチモーション検査ヘッドを備える。マルチモーション検査ヘッドは、ミリ波導波プローブと、この導波プローブ５０４をＸ軸、Ｙ軸、及びＺ軸に沿って移動させて一連の移動を実現するように駆動可能なモーター駆動多段プローブ配置ヘッドと、を備える。導波プローブは、Ｘ軸（又は、Ｙ軸）ステージに回転可能に接続されたマンドレル１７０に取り付けられている。フィードバック制御されるスマートサーボ又はステッピングモーターを用いて導波プローブを適切な位置に移動させ、留め具７０２の頂部を横断的又は周回的に走査を行って亀裂の有無を確認する。亀裂は、塗装に覆われている場合もある。【選択図】図１