摘要 |
【課題】板厚が大きく、板幅も大きく、且つ温度が低い鋼板も、クロップ切断機で安定して切断することができる切断位置を演算処理装置で設定する。【解決手段】鋼板の搬送方向先端部及び後端部に形成されたフィッシュテール形状のクロップ部をクロップ切断機4で切断するにあたり、フィッシュテール形状の凹部底から凸部先端に向けて規定長さの位置を凹部側切断位置N1とし、フィッシュテール形状の凸部先端から凹部底に向けて規定長さの位置を凸部側切断位置N2とし、凹部側切断位置N1と凹部側切断位置N2との間のクロップ部切断面積Aに剪断抵抗τを乗じてクロップ部切断荷重Pを算出し、この切断荷重Pがクロップ切断機4の切断荷重上限値PMAX以下となるようにクロップ部切断位置を設定する。剪断抵抗τは、仕上圧延セットアップ計算で推定した第1仕上圧延機3における鋼板変形抵抗kmから塑性力学式τ=km/2で算出する。【選択図】図15 |