摘要 |
車両用動力伝達装置の等間隔で並置した、駆動力を異なる位相で間欠的に伝達する6個の伝達ユニット(14)を軸方向一端側から他端側に向かって順番に♯1ユニット、♯2ユニット、♯3ユニット、♯4ユニット、♯5ユニット、♯6ユニットとしたとき、♯1ユニットの位相に対する♯4ユニットの位相と、♯4ユニットの位相に対する♯5ユニットの位相と、♯5ユニットの位相に対する♯2ユニットの位相と、♯2ユニットの位相に対する♯3ユニットの位相と、♯3ユニットの位相に対する♯6ユニットの位相と、♯6ユニットの位相に対する♯1ユニットの位相とが、それぞれ同方向に60°ずれているので、各伝達ユニット(14)の偏心ディスクに作用する遠心力に起因する偏荷重が発生しても、入力軸(12)の両端を支持するベアリング(21,22)に加わる荷重を最小限に抑えて振動を低減することができる。 |