摘要 |
【課題】 耐力壁の強度向上を行えるだけでなく、求められる建築物の構造強度に応じた補強が可能で、建築物の重量バランスの偏りも解消できる枠組壁工法建築物の縦枠補強構造を提供すること。【解決手段】 上下枠T・Bと縦枠Vで組まれた壁枠組に構造用面材Pを貼り付けて耐力壁Wが構築される枠組壁工法建築物の縦枠補強構造において、前記壁枠組を構成する縦枠Vに、所定寸法の板材または角材から成る主柱材1と、この主柱材1に長手方向に沿って固定される添え板2を使用する一方、添え板2については、複数階建て建築物Aの少なくとも一部の連続する上下階において、耐力壁Wの横幅方向に並ぶ主柱材1・1…の左右片側に、同一面上の壁面を構成する同階の壁枠組で左右位置が揃うように、かつ、同一面上の壁面を構成する上下階の壁枠組で左右位置が交互となるように配置した。【選択図】 図1 |