摘要 |
【課題】従来のセルロースナノファイバー、リグノセルロースナノファイバーを樹脂組成物に配合する場合と比較して、製造工程が簡略化でき、熱可塑性樹脂との混合性を向上させることができ、熱安定性を向上させることのできる熱可塑性樹脂組成物を提供すること。【解決手段】本発明に係る熱可塑性樹脂組成物は、水と炭素数4〜8の脂肪族アルコールから選ばれる少なくとも1種のアルコールとの混合溶媒中において、植物系バイオマスを原料として加熱処理した後に得られるセルロース含有固形物と、熱可塑性樹脂とを含有する。【選択図】なし |