摘要 |
【課題】送信周期と演算周期との周期ずれや同期トリガ信号の伝達遅延等にかかわらず、マイコンがセンサ値の微分値を正しく演算する通信システムを提供する。【解決手段】通信システム401のセンサ装置501は、ある物理量についてのセンサ値を検出対象から検出するセンサ素子51、及び、センサ値の情報を含むセンサ信号を一定の送信周期でデジタル信号として送信する送信回路54を有する。マイコン711は、送信回路54から信号線Lsを経由して送信されたセンサ信号を受信しセンサ値を更新する受信回路72、及び、センサ値を時間微分した微分値を、センサ値とは別に付与された時間情報を用いて一定の演算周期で演算する微分演算部75を有する。これにより、時間情報の差分に基づいて周期ずれの発生を判別することができる。また、周期ずれが発生したとき、微分演算部75が微分演算に用いる値を補正し、微分値を正しく演算することができる。【選択図】図1 |