摘要 |
【課題】モータの起動前に外力等によりモータが回転している場合であっても、脱調状態の発生やインバータ電圧の上昇を抑制する。【解決手段】モータ駆動制御装置1は、センサレス駆動処理部31と、回転状態判定部32とを有し、センサレスモータ9に駆動電流を供給する3相電圧型インバータ2に対して駆動信号を出力する。センサレス駆動処理部31は、インバータ2のシャント抵抗に印加される電圧に基づいて、速度クローズドループ制御によるセンサレス駆動処理を行う。回転状態判定部32は、駆動信号の非出力時において、モータの誘起電圧に基づいてモータの回転状態を判定する。センサレス駆動処理部31は、回転状態判定部32の判定に基づいて、センサレス駆動処理を開始する。これにより、モータ9の回転状態に応じて、インバータ2に対して適切な駆動信号を出力できる。【選択図】図1 |