摘要 |
【課題】成形体の量産性や耐久性を維持した上で、撥液性を向上させることを課題とする。【解決手段】本発明の成形体は、表面に施された微細な凹凸形状によって撥液性を有する成形体であって、基材表面に規則的に配列された複数の突起部を有する成形体であって、前記突起部の頂点部を通る平面上において、前記突起部が占める面積率が0.3以下であり、前記突起部と隣接する突起部との凹部幅wが40μm以下であり、基材表面上に位置する液滴の転落角が90°以下とすることで、製造時や使用時の破損のリスクが少ない微細凹凸であっても、液滴が成形体から転落しやすくなることから、防汚性を求められる部材表面や各種包装容器内面部への適用が可能となる。【選択図】図3 |