高性能指数のＰ型ＦｅＮｂＴｉＳｂ熱電材料およびその調製方法

摘要

本発明は高性能指数のＰ型ＦｅＮｂＴｉＳｂ熱電材料を開示し、原料の構成はＦｅＮｂ１−ｘＴｉｘＳｂで、その中、ｘ＝０．０６〜０．２４である。本発明は前記Ｐ型ＦｅＮｂＴｉＳｂ熱電材料の調製方法も開示し、先ず構成成分がＦｅＮｂ１−ｘＴｉｘＳｂの化学成分分量比によって、原料の鉄、ニオビウム、チタンおよびアンチモンを量り取り、アルゴン雰囲気の保護の下で、溶融製錬によってインゴットが得られ、インゴットを顆粒状に砕いて、再び焼成して前記Ｐ型ＦｅＮｂＴｉＳｂ熱電材料が得られる。本発明は製造工程が簡単で、生産周期が短く、生産能率が高い。調製されたＰ型ＦｅＮｂＴｉＳｂ熱電材料は、高温安定性に優れており、当該材料を構成する元素は地殻中での含有量が豊富で、工業化コストも低い。その最大ｚＴ値は１１００Ｋの下で１．１に達しているが、これは目下Ｈａｌｆ−Ｈｅｕｓｌｅｒシステムにて得られる最高の性能である。