摘要 |
ケイ素酸化物を含有する負極活物質であって、少なくとも1回充電した後のケイ素酸化物について、ケイ素の固体NMR(29Si−DDMAS)測定を行ったとき、Si−Si結合を有するSiに帰属される一群のシグナルのピーク面積の和S1と、Si(OH)4−n(OSi)n(n=3,4)構造を持つSiに帰属される一群のシグナルのピーク面積の和S2と、Si(OLi)4−n(OSi)n(n=0,1,2,3)構造を持つSiに帰属される一群のシグナルのピーク面積の和S3とが下記の式1および式2:(式1) 0.42≦S1/(S1+S2+S3) ≦0.55; (式2) 0.21≦S3/(S1+S2+S3) ≦0.26を満たす負極活物質は、リチウム二次電池用の負極活物質として性能に優れている。 |