摘要 |
【課題】 単独運転の確実な検出と、系統擾乱発生時の誤検出の防止とを両立させることができる単独運転検出装置を提供する。【解決手段】 この単独運転検出装置10aは、インバータ6を制御して、それから、配電系統2の基本波と同じ周波数の3相の基本波電流に、当該基本波の非整数倍次数mの次数間高調波電流Imを単相で重畳させて出力させる機能を有している制御装置30aと、連系線22上の測定点24における非整数倍次数mの次数間高調波電圧Vmを測定して、当該電圧Vmの変化から分散電源8が単独運転になったことを検出する単独運転監視装置32とを備えている。かつ制御装置30aは、測定点24を流れる次数間高調波電流Imの大きさの、所定時間前の値からの変化率を算出して、インバータ6から出力する次数間高調波電流Imを、前記算出した変化率に反比例させて増大させる次数間高調波電流補正回路72を有している。【選択図】 図3 |