摘要 |
【課題】個別要素の反射を考慮したシミュレーションを行いながらも計算量を抑制する。【解決手段】熱環境シミュレータ10は、分割部13と分類部14と第1計算部151と第2計算部152と記憶部12と変更部16と第3計算部153とを備える。分類部14は、複数の個別要素を、部屋20に外部から輻射によって入射する熱エネルギーを直接受ける複数の第1要素X1と、他の個別要素から輻射によって熱エネルギーを受ける複数の第2要素X2とに分ける。第2計算部152は、複数の個別要素と複数の第2要素X2それぞれとの幾何学的な関係である形態係数を求める。記憶部12は、複数の第2要素X2それぞれに、形態係数を対応付けて記憶する。第3計算部153は、変更部16が入射条件を変更したときに、変更前後に共通して第1要素X1に分けられる個別要素については、記憶部12が記憶している形態係数とを用いる。【選択図】図1 |