摘要 |
本発明の一局面は、2≦X(アセチル基の置換度)+Y(アセチル基以外のアシル基の置換度)≦3及び0≦Y≦1.5を満たす第1のセルロースアシレート樹脂と、2.4≦X+Y≦2.7及び0.7≦Y≦1を満たす第2のセルロースアシレート樹脂とを含む位相差フィルムであって、位相差フィルムを構成する樹脂は、重量平均分子量が、190,000〜300,000であり、かつ、重量平均分子量を数平均分子量で除した値が、2.4〜3.3であり、第1と第2のセルロースアシレート樹脂の重量平均分子量の差の絶対値が、50,000以上120,000以下であり、面内遅相軸と幅手方向とのなす角が、40〜50°であることを特徴とする位相差フィルムである。 |