摘要 |
【課題】蒸気圧縮式の冷凍サイクルを給水加熱の温水利用式ヒートポンプとして活用する場合において、冷凍サイクルの安定性を損なうことなく、冷媒サイクルの効率および出力(能力)を向上可能な冷凍装置の運転方法を提供する。【解決手段】蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成する冷凍装置において、凝縮器4は、温水発生器であり、受液器5と膨張弁7との間の冷媒配管に、受液器5からの冷媒凝縮液と熱媒との間で顕熱交換を行う過冷却器6を設置するとともに、過冷却器6へ熱媒を流入させる第1熱媒配管16と、熱媒を凝縮器4まで液送する第2熱媒配管18と、熱媒を温水として凝縮器4から流出させる第3熱媒配管とを設ける段階を有し、それにより、第2熱媒配管18を流れる熱媒の温度を調整することなしに、冷媒側における顕熱交換と潜熱交換とを分離し、過冷却器6による顕熱交換の後に、凝縮器4による潜熱交換を行う、ことを特徴とする冷凍装置の運転方法。【選択図】図1 |