摘要 |
互いに略平行に走行する2本以上の炭素繊維前駆体糸条を第1ローラー(1)に接触させた後、前記2本以上の炭素繊維前駆体糸条を2分割して一対の第2ローラー(2,2’)にそれぞれ接触させることで、第1ローラー(1)と一対の第2ローラー(2,2’)の間で炭素繊維前駆体糸条を略90°回転させ、次いで、一方の第2ローラー(2)から出た炭素繊維前駆体糸条を第3前ローラー(3)及び第3後ローラー(3’)に順次接触させるとともに、もう一方の第2ローラー(2’)から出た炭素繊維前駆体糸条を第3前ローラー(3)に接触させることなく第3後ローラー(3’)に接触させ、第3後ローラー(3’)上でこれらの炭素繊維前駆体糸条を合糸し、その後、第3後ローラー(3’)から出た炭素繊維前駆体糸条を第4ローラー(4)に接触させて、合糸糸条束を得る。第1ローラー(1)と一対の第2ローラー(2,2’)との軸心間の距離Lと第1ローラー上の炭素繊維前駆体糸条の糸幅Wの平均値との比、L/Wを18以上とし、第4ローラーから出た後の合糸糸条束の張力を0.11cN/dtex以上とする。 |