摘要 |
【課題】塩害地域であってもコンクリート構造物の硬化後に撤去する必要がなく、耐久性の高い切梁受け具及びそれを用いた橋脚補強工法を提供する。【解決手段】山留工法や仮締切工法に用いられる切梁の端部又は中間部に取り付けられ、前記切梁の軸力を支持構造体に伝達する切梁受け具において、プレキャストモルタル製又はプレキャストコンクリート製の受け具本体を設け、この受け具本体に、一方向に沿った鉄筋を埋設するとともに、両端を所定距離突出させ、機械式継手などで継ぎ足して新設のコンクリート構造物と一体化可能とし、且つ、この埋設された鉄筋と直交する方向に沿って端部が開放された溝を設ける。【選択図】図1 |